破折歯の再植

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れた」=「抜歯
ではありません

  • 抜いて治して戻す「意図的再植術」
セカンドオピニオンにも対応しています。お気軽にご相談ください。

割れてしまった歯/根の治療

虫歯で歯の神経を取ると、一時的に痛みは治まります。しかし、神経を取ったはずの歯が再び痛んだり、歯茎が腫れてしまうことは珍しくありません

根管治療」のページでも紹介していますが、
一般的な保険診療で行われる根管治療では、神経を取った歯が炎症を起こしやすく、再治療が必要になることがよくあります。

特に奥歯では、歯茎の腫れや強い痛みを伴う場合、歯の根にヒビが入っていることがあります。これを「歯根破折(しこんはせつ)」と呼びます。

神経を失った歯は、時間の経過とともにもろくなり、硬いものを噛んだり、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりなどで割れやすくなります。
歯根破折が起きた場合、一般的な保険診療では抜歯が避けられないことが多く、実際に日本人が歯を失う原因の上位に歯根破折が挙げられています。

しかし当院では、割れてしまった歯に対しても、「意図的再植術」という治療法で、歯を残すことに取り組んでいます。

詳しい治療方法をご紹介します。

割れた歯を修復する「意図的再植術」

意図的再植術」とは、いったん歯を抜き出し、外で直接破折部を修復・補強したうえで、再び元の位置に戻して固定する治療法です。

元々は「最後の手段」とされる治療でしたが、近年では技術の進歩により、適切なケースで行えば高い成功率が期待できる方法となっています。
STEP①抜歯
割れてしまった問題の歯を、慎重に抜きます。
STEP②修復・補強
取り出した歯のヒビを、専用の接着剤スーパーボンド)を使って修復します。
必要に応じて、グラスファイバー製の「コア」で内部を補強します。
STEP③再植・固定
修復を終えた歯を元の場所に戻し位置を安定させるために固定します。
個人差はありますが、1〜2ヶ月程度でしっかりと安定します。
STEP④治療の仕上げ
歯が安定した後、根管治療被せ物の装着など、仕上げの治療を行います。
意図的再植術は、術後の管理が非常に重要です。

細菌感染の予防や、適切な固定期間の管理が成功率に直結します。

歯が割れてしまっても、あきらめないでください

意図的再植術を実施できる歯科医院は限られており、一般的な保険診療中心の医院では、ほとんど受けることができません。当院は十分な時間と手間をかけ、こうした難しい治療にも取り組んでいます。

もちろん、すべての症例で歯を残せるわけではありません。破折の範囲や状態によっては、当院でも抜歯をおすすめする場合があります。

しかし、「抜くしかない」と言われた歯にも、まだ助かる可能性が残されているかもしれません。

当院ではセカンドオピニオンも受け付けていますので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

医療法人社団幸知会/南林間ひまわり歯科

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